DTM用PCに求められるCPU性能とは

プラグインやトラック数を左右する処理能力
DTMで快適に作業するためには、CPUのマルチスレッド性能が特に重要になります。
音楽制作ソフトは複数のトラックを同時に処理し、それぞれにエフェクトやプラグインを適用するため、コア数とスレッド数が多いほど安定した動作が期待できるのです。
例えばオーケストラ音源を多用する場合、数百ものトラックを同時に再生することもあり、その際にCPUパワーが不足すると音飛びやフリーズが発生してしまいますよね。
シングルスレッド性能も無視できません。
特にレイテンシを抑えたレコーディング作業では、高いクロック周波数を持つCPUが有利です。
メモリとの連携で決まる快適性
CPUとメモリの組み合わせがDTM環境の快適性を大きく左右します。
音源ライブラリは年々大容量化しており、オーケストラ音源やドラム音源では数十GBのサンプルをメモリに展開するケースが当たり前になっています。
DDR5-5600メモリとの組み合わせにより、大量のサンプルデータを高速に読み込めるため、プロジェクトの読み込み時間が大幅に短縮されます。
CPUがいくら高性能でも、メモリ容量が不足すればストレージへのスワップが発生し、作業効率が著しく低下してしまいます。
リアルタイム処理における安定性
バッファサイズを小さく設定してレイテンシを抑えると、CPUへの負荷が急激に高まります。
この状況下でも安定した動作を維持するには、余裕のある処理能力が求められるわけです。
特にボーカルやギターを録音する際、演奏者はモニター音の遅延に敏感になります。
わずか数ミリ秒の遅れでも演奏に影響するため、高性能なCPUによる低レイテンシ環境の構築は絶対に避けたいですよね。
Intel Core Ultraシリーズの特徴と適性

Core Ultra 7 265K/265KFの実力
Lion CoveアーキテクチャとSkymontチップレット構成により、マルチスレッド性能とシングルスレッド性能の両立を実現しています。
20コア構成(Pコア8基+Eコア12基)により、複数のプラグインを同時に動作させても余裕があります。
実際の音楽制作現場では、バックグラウンドでサンプルライブラリのストリーミング再生を行いながら、フロントではリアルタイムエフェクト処理を実行するといった複雑な処理が同時進行します。
Core Ultra 7シリーズはこうした負荷分散が得意で、DAWソフトの安定動作に貢献するのです。
発熱抑制と静音化を重視した設計も見逃せません。
Core Ultra 9 285K/285KFは必要か
ハイエンドのCore Ultra 9 285K、285KFは24コア構成(Pコア8基+Eコア16基)を誇り、圧倒的なマルチスレッド性能を発揮します。
しかし音楽制作においては、Core Ultra 7との性能差が体感できるシーンは限定的です。
100トラックを超える大規模プロジェクトや、複数のDAWを同時起動してライブパフォーマンスを行うといった特殊な用途でない限り、Core Ultra 9のポテンシャルを使い切ることは難しいでしょう。
価格差を考慮すると、その予算をメモリやストレージに回した方が総合的な快適性は向上します。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R63Q
| 【ZEFT R63Q スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9070XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7 |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GU
| 【ZEFT Z55GU スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT R61A
| 【ZEFT R61A スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT G28K-Cube
ゲーマーの夢を詰め込んだ、先進性とパワーを備えたモダンバランスのゲーミングPC
優れたCPUに加え、最新VGAのコンボが鮮烈なパフォーマンスを放つ、バランスの良いマシン
小さなボディに大きな可能性、透明感あふれるデザインで魅せるコンパクトゲーミングPC
Ryzen 7の力強さで、あらゆるゲームを圧倒的な速度で動かすPC
| 【ZEFT G28K-Cube スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster NR200P MAX |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
Core Ultra 5 235/235Fの位置づけ
エントリー向けのCore Ultra 5 235、235Fは14コア構成(Pコア6基+Eコア8基)で、趣味レベルのDTMには充分な性能を持っています。
シンプルな楽曲制作や、トラック数が20程度までのプロジェクトであれば快適に動作するはずです。
ただしプラグインを多用するミックス作業や、オーケストラ音源のような重い音源を扱う場合は力不足を感じる場面が出てきます。
将来的な拡張性を考えると、最初からCore Ultra 7を選んでおく方が長期的なコストパフォーマンスは高いといえます。
AMD Ryzen 9000シリーズの魅力

Ryzen 7 9800X3Dのゲームチェンジャー的存在
音源ライブラリの読み込み速度が向上し、プロジェクトファイルを開く際の待ち時間が大幅に短縮されるのは驚きのひとことです。
8コア16スレッド構成は一見控えめに見えますが、Zen5アーキテクチャの効率性とキャッシュの恩恵により、実際のDTM作業では16コアクラスのパフォーマンスを発揮します。
特にKontaktやOmnisphereといったメモリ集約型の音源では、キャッシュヒット率の高さが処理速度に直結するのです。
消費電力と発熱のバランスも優秀で、空冷CPUクーラーでも充分に冷却できます。
録音ブースとPC本体が同じ部屋にある環境では、この静音性が大きなメリットになるでしょう。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
Ryzen 7 9700Xのコストパフォーマンス
Ryzen 7 9700Xは8コア16スレッドで、3D V-Cacheを搭載しない標準モデルです。
9800X3Dと比較すると価格が抑えられており、予算重視のクリエイターに適しています。
Ryzen 9 9950X3Dの過剰性能
16コア32スレッドを誇るRyzen 9 9950X3Dは、3D V-Cacheも搭載した最上位モデルです。
しかし音楽制作においては、このスペックを活かせる場面は極めて限定的といえます。
映像制作とDTMを並行して行う、あるいはライブ配信しながらリアルタイムで楽曲をアレンジするといった特殊な用途でない限り、Ryzen 7 9800X3Dで充分です。
IntelとAMD、DTMではどちらを選ぶべきか


DAWソフトとの相性を検証
主要なDAWソフトであるCubase、Studio One、Logic Pro、Ableton Liveは、いずれもIntel、AMD両方のCPUで問題なく動作します。
かつてはIntel最適化が進んでいるソフトもありましたが、現在ではその差はほぼ解消されています。
ただしプラグインの中には、特定のCPU命令セットに最適化されているものも存在します。
例えばWavesの一部プラグインはIntel向けの最適化が施されており、わずかながらIntel環境の方が低レイテンシで動作する傾向があります。
一方、Native InstrumentsのKontaktはAMDの大容量キャッシュと相性が良く、サンプル読み込み速度でアドバンテージを発揮するのです。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XI


| 【ZEFT Z55XI スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57S


| 【ZEFT Z57S スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster MasterFrame 600 Black |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN EFFA G09N


| 【EFFA G09N スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Okinos Mirage 4 ARGB Black |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55WS


| 【ZEFT Z55WS スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z45DBP


高性能と快適なプレイにフォーカスした、ソフィスティケートなゲーミングPC
パワーとバランスが鍵、i7とRTX 4060が強力なタッグを結成
シーンを選ばず映える、スリムでスタイリッシュな省スペースマシン
マルチタスクも難なくこなす、Core i7 14700Fの核心
| 【ZEFT Z45DBP スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | INWIN A1 PRIME ピンク |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASUS製 ROG Strix B760-I GAMING WIFI |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
プラットフォームの拡張性と将来性
IntelのCore Ultraシリーズは、Thunderbolt 4を標準でサポートしており、高速なオーディオインターフェース接続が可能です。
UADやRMEといったプロフェッショナル向けインターフェースの多くがThunderbolt接続を採用しているため、この点はIntelの明確な強みになります。
AMDのRyzen 9000シリーズは、PCIe 5.0レーンを豊富に提供しており、将来的な拡張性に優れています。
価格対性能比の現実的な比較
| CPU | コア/スレッド | 想定価格帯 | 適した用途 |
|---|---|---|---|
| Ryzen 7 9700X | 8/16 | 4万円台 | 標準的なDTM作業全般 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8/16 | 6万円台 | 大容量音源を多用する制作 |
| Core Ultra 7 265K | 20コア | 5万円台 | バランス重視の万能型 |
| Core Ultra 7 265KF | 20コア | 4万円台後半 | グラフィック不要な環境 |
総合的に判断すると、DTM専用機としてはRyzen 7 9800X3Dが最適解になります。
3D V-Cacheによる音源読み込み速度の向上は、日々の作業効率に直結する実用的なメリットです。
一方、Thunderbolt接続のオーディオインターフェースを使用する予定があるなら、Core Ultra 7 265Kを選択した方が環境構築がスムーズになります。
予算を抑えたい場合は、Ryzen 7 9700XまたはCore Ultra 7 265KFが有力候補です。
どちらも実用上は充分な性能を持っており、浮いた予算をメモリ増設に回せば、トータルでの快適性は上位モデルに匹敵するほどになります。
メモリ容量とCPUの関係性


32GBで足りるケース、64GB必要なケース
ソフトシンセ中心の電子音楽制作なら、32GBでも充分に快適です。
SerumやMassiveといったシンセサイザーは、比較的メモリ消費が少なく、複数起動しても16GB程度で収まることが多いでしょう。
一方、サンプリング音源を多用する場合は話が変わってきます。
複数の音源を同時に立ち上げるなら、64GBは必須といえます。
DDR5-5600がもたらす実質的な効果
現在のDTM環境では、DDR5-5600メモリが標準となっています。
DDR4と比較して帯域幅が約1.5倍に向上しており、大容量サンプルのストリーミング再生がスムーズになりました。
特にCore Ultra 7やRyzen 7といったミドルハイクラスのCPUと組み合わせた場合、メモリ帯域がボトルネックになりにくく、CPU性能を最大限に引き出せます。
デュアルチャネル構成の重要性
メモリはデュアルチャネル構成が基本です。
32GBを搭載する場合、16GB×2枚の構成にすることで、帯域幅が2倍になります。
単純に32GB×1枚を挿すのと比べて、DAWソフトの動作が明らかに軽快になるのです。
BTOパソコンを購入する際は、メモリ構成を必ず確認しましょう。
標準構成が32GB×1枚になっている場合は、カスタマイズで16GB×2枚に変更することをおすすめします。
ストレージ選択がCPU性能に与える影響


パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SE


| 【ZEFT R60SE スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R65I


| 【ZEFT R65I スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SW


| 【ZEFT R60SW スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57A


| 【ZEFT Z57A スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H6 Flow White |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT G28N-Cube


リファインドミドルランクの強力な性能を誇る、究極のゲーミングPC
最新VGAと高速CPUの黄金バランス、快適プレイをコミットするモデル
省スペースの中に高機能を凝縮、クリアデザインが魅せるコンパクトマシン
「Ryzen 7 7800X3D」の力で、タスクを一瞬で駆逐するPC
| 【ZEFT G28N-Cube スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster NR200P MAX |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
Gen.4 SSDとGen.5 SSDの実用的な差
現在の主流はPCIe Gen.4 SSDで、読み込み速度は7,000MB/s前後になります。
これでも充分に高速ですが、Gen.5 SSDは14,000MB/s超の速度を実現しており、理論上は2倍の性能です。
音源の読み込み時間は、ストレージ速度よりもCPUのキャッシュ性能やメモリ帯域に左右される部分が大きいためです。
Gen.5 SSDは発熱も高く、大型ヒートシンクが必要になるため、コストパフォーマンスを考えるとGen.4 SSDで充分でしょう。
容量配分の最適解
DTM用PCのストレージ構成は、システム用とライブラリ用を分けるのが理想的です。
以下のような配分が実用的といえます。
| 用途 | 推奨容量 | 速度要件 |
|---|---|---|
| システム+DAW | 1TB | Gen.4 SSD |
| 音源ライブラリ | 2TB以上 | Gen.4 SSD |
| プロジェクトファイル | 1TB | Gen.4 SSD |
| バックアップ | 4TB以上 | HDD可 |
システムドライブとライブラリドライブを物理的に分離することで、OSの再インストール時にライブラリを保護できます。
またプロジェクトファイル用に別ドライブを用意すれば、バックアップ管理も容易になるのです。
ストリーミング再生とCPU負荷
大容量の音源ライブラリは、すべてをメモリに展開するのではなく、必要な部分だけをストレージから読み込むストリーミング再生が一般的です。
この処理はCPUとストレージの両方に負荷をかけるため、バランスが重要になります。
高速なSSDを使用すれば、ストリーミング時のCPU待機時間が減少し、結果的にCPU使用率が下がります。
逆に低速なストレージでは、CPUがデータ到着を待つ時間が増え、全体的な効率が低下してしまうのです。
Ryzen 7 9800X3Dのような大容量キャッシュを持つCPUは、この待機時間を吸収する能力が高く、ストレージ速度の影響を受けにくいという特性があります。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 43070 | 2452 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42823 | 2257 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41854 | 2248 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 41147 | 2345 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38614 | 2067 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38538 | 2038 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37303 | 2343 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37303 | 2343 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35673 | 2186 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35532 | 2223 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33782 | 2197 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 32923 | 2226 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32556 | 2091 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32445 | 2182 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29273 | 2029 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28559 | 2145 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28559 | 2145 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25466 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25466 | 2164 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 23101 | 2201 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 23089 | 2081 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20869 | 1849 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19518 | 1927 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17742 | 1807 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 16056 | 1769 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15298 | 1971 | 公式 | 価格 |
冷却システムとCPU性能の維持


空冷で充分なのか、水冷が必要なのか
DEEPCOOLやNoctuaの大型タワークーラーを使用すれば、高負荷時でも70度前後に抑えられるでしょう。
水冷CPUクーラーは冷却性能では優位ですが、ポンプ音が録音に影響する可能性があります。
特にコンデンサーマイクを使用したボーカル録音では、わずかな環境音も拾ってしまいますよね。
サーマルスロットリングを防ぐ重要性
CPUが高温になると、保護機能としてクロック周波数が自動的に下がるサーマルスロットリングが発生します。
これが起きると、DAWソフトの処理が遅延し、音飛びやノイズの原因になってしまいます。
長時間のミックス作業やマスタリング処理では、CPUが継続的に高負荷状態になります。
この際に適切な冷却ができていないと、作業の後半でパフォーマンスが低下するという事態に陥るのです。
CPUクーラーは予算をケチらず、余裕のある冷却能力を持つモデルを選択した方がいいでしょう。
ケース内エアフローの最適化
CPUクーラー単体の性能だけでなく、PCケース全体のエアフローも重要です。
吸気ファンと排気ファンのバランスが取れていないと、ケース内に熱がこもり、CPU温度が上昇してしまいます。
フロントに吸気ファン2基、リアに排気ファン1基という構成が基本的です。
さらにトップに排気ファンを追加すれば、より効率的な排熱が可能になります。
BTOパソコンでのCPU選択とカスタマイズ


標準構成の落とし穴
例えばゲーミングPCとして販売されているモデルは、グラフィックボードに予算が割かれており、CPUやメモリが控えめな構成になっていることがあります。
DTM用途では、グラフィックボードは最低限の性能で充分です。
コストを抑えるカスタマイズ戦略
限られた予算で最大のパフォーマンスを得るには、優先順位を明確にする必要があります。
DTM用PCでは、以下の順序で予算を配分するのが効果的です。
- CPU(Ryzen 7 9800X3DまたはCore Ultra 7 265K)
- メモリ(32GB DDR5-5600、デュアルチャネル)
- ストレージ(システム用1TB+ライブラリ用2TB、Gen.4 SSD)
- CPUクーラー(高性能空冷または簡易水冷)
- 電源(80PLUS Gold以上、容量に余裕を持たせる)
グラフィックボードは、CPU内蔵グラフィックで充分です。
Core Ultra 7やRyzen 7には統合GPUが搭載されており、DAWソフトの画面表示程度なら問題なく動作します。
もし映像編集も行う予定があるなら、後から追加することも可能です。
おすすめのBTOショップと選び方
DTM用PCを購入する際は、カスタマイズの自由度が高いBTOショップを選ぶべきです。
特にCPUクーラーやメモリのメーカーを指定できるショップは、細かな調整が可能で理想的な構成を実現できます。
またサポート体制も重要な要素です。
音楽制作では、トラブルが発生した際に迅速な対応が求められます。
具体的な構成例と予算別プラン


15万円で組むエントリー構成
| パーツ | 選択肢 | 価格目安 |
|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 235F | 3万円 |
| メモリ | DDR5-5600 16GB×2 | 2万円 |
| ストレージ | Gen.4 SSD 1TB×2 | 3万円 |
| マザーボード | B760チップセット | 2万円 |
| 電源 | 650W 80PLUS Bronze | 1万円 |
| ケース | ミドルタワー | 1万円 |
| CPUクーラー | 空冷ミドルクラス | 0.5万円 |
| OS | Windows 11 Home | 1.5万円 |
この構成でも、トラック数30程度までのプロジェクトなら快適に作業できます。
ただし大容量音源を多用する場合は、メモリ不足を感じる可能性があるため、将来的に32GB×2への増設を視野に入れておくべきでしょう。
25万円で組むミドルクラス構成
本格的なDTM作業に対応できる、バランスの取れた構成です。
| パーツ | 選択肢 | 価格目安 |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9700X | 5万円 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB×2 | 6万円 |
| ストレージ | Gen.4 SSD 1TB+2TB | 5万円 |
| マザーボード | X670チップセット | 3万円 |
| 電源 | 750W 80PLUS Gold | 1.5万円 |
| ケース | ミドルタワー高品質 | 2万円 |
| CPUクーラー | 空冷ハイエンド | 1万円 |
| OS | Windows 11 Pro | 2万円 |
64GBのメモリにより、大規模なオーケストラプロジェクトにも対応できます。
ストレージも充分な容量があり、複数の音源ライブラリをインストールしても余裕があるでしょう。
この構成なら、プロフェッショナルな音楽制作にも充分に対応できます。
35万円で組むハイエンド構成
| パーツ | 選択肢 | 価格目安 |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9800X3D | 7万円 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB×2 | 6万円 |
| ストレージ | Gen.4 SSD 2TB×2+4TB | 10万円 |
| マザーボード | X870チップセット | 4万円 |
| 電源 | 850W 80PLUS Platinum | 2万円 |
| ケース | プレミアムミドルタワー | 3万円 |
| CPUクーラー | 簡易水冷360mm | 2万円 |
| OS | Windows 11 Pro | 2万円 |
この構成こそが一番の肝といえます。
Ryzen 7 9800X3Dの大容量キャッシュと、潤沢なメモリ、高速ストレージの組み合わせにより、どんな音源やプラグインも快適に動作します。
複数のDAWを同時起動したり、ライブパフォーマンス用のセットアップを組んだりする場合でも、パフォーマンスに不満を感じることはないでしょう。
オーディオインターフェースとの接続方式


Thunderbolt接続のメリット
プロフェッショナル向けのオーディオインターフェースは、Thunderbolt接続を採用しているモデルが多く存在します。
Universal AudioのApolloシリーズやRMEのFirefaceシリーズは、低レイテンシと高音質を両立しており、本格的なレコーディングには欠かせません。
Thunderbolt接続を活用するなら、Intel Core Ultraシリーズが有利です。
標準でThunderbolt 4をサポートしており、追加のインターフェースカードなしで接続できます。
USB接続で充分なケース
趣味レベルのDTMや、シンプルな宅録環境であれば、USB接続のオーディオインターフェースで充分に実用的です。
Focusrite ScarlettシリーズやSteinberg UR-RTシリーズは、USB接続ながら高音質で低レイテンシを実現しています。
USB接続の場合、CPUの選択肢は広がります。
ただしUSBポートの品質は重要で、マザーボードに直接接続することをおすすめします。
PCIe接続という選択肢
この方式は最も低レイテンシで、安定性も抜群です。
ライブパフォーマンスやレコーディングスタジオでの使用に適しています。
グラフィックボードを搭載する予定があるなら、PCIeレーンの配分に注意しましょう。
Ryzen 9000シリーズは豊富なPCIeレーンを提供しているため、複数の拡張カードを同時に使用する環境では有利になります。
電源ユニットの重要性


容量の選び方
DTM用PCの電源容量は、搭載するパーツの消費電力から逆算します。
Core Ultra 7やRyzen 7クラスのCPUは、最大消費電力が150W前後です。
これにマザーボード、メモリ、ストレージ、冷却ファンなどを加えると、システム全体で250W程度になります。
つまり500Wから650Wの電源があれば充分ということになります。
ただし将来的にグラフィックボードを追加する可能性があるなら、750W以上を選んでおくと安心でしょう。
80PLUS認証の意味
電源ユニットの効率を示す80PLUS認証は、Bronze、Silver、Gold、Platinum、Titaniumの5段階があります。
上位グレードほど変換効率が高く、無駄な発熱が少なくなります。
DTM用途では、最低でも80PLUS Goldを選ぶことをおすすめします。
効率が高い電源は、ファンの回転数が低く抑えられるため、静音性に優れているのです。
電源の品質が音質に与える影響
高品質な電源ユニットは、安定した電力供給により、オーディオ回路のノイズを低減します。
特にオンボードサウンドやPCIe接続のオーディオインターフェースを使用する場合、電源品質が音質に直結するのです。
CorsairやSeasonicといった定評のあるメーカーの電源は、リップルノイズが少なく、クリーンな電力を供給します。
電源ユニットは地味なパーツですが、音質を追求するなら妥協すべきではない部分といえるでしょう。
マザーボード選択のポイント


チップセットの違いと機能
IntelのCore Ultraシリーズには、Z890、B860といったチップセットが用意されています。
Z890はオーバークロック対応で拡張性が高く、B860はコストを抑えた実用的な選択肢です。
DTM用途ではオーバークロックの必要性は低いため、B860チップセットで充分な場合が多いでしょう。
AMDのRyzen 9000シリーズには、X870、B850といったチップセットがあります。
オーディオ回路の品質
マザーボードのオンボードオーディオは、年々品質が向上しています。
ALC4080やALC1220といった高品質なオーディオコーデックを搭載したモデルなら、簡易的なモニタリング用途には充分に使えます。
ただし本格的な音楽制作では、専用のオーディオインターフェースを使用するのが一般的です。
その場合、マザーボードのオーディオ品質はそれほど重要ではありません。
むしろUSBポートの品質や、PCIeスロットの配置といった、拡張性に関わる部分を重視すべきでしょう。
VRMと電源フェーズ
電源フェーズ数が多いほど、負荷分散が効率的になり、発熱も抑えられます。
Core Ultra 7やRyzen 7クラスのCPUを使用するなら、最低でも8フェーズ以上のVRMを持つマザーボードを選びたいところです。
高負荷時の安定性が向上し、長時間のレンダリング作業でもパフォーマンスが維持されます。
ASUSやMSIといった大手メーカーのミドルクラス以上のマザーボードなら、この条件を満たしているはずです。
ケース選びと作業環境


サイズと設置スペース
デスクトップ環境が広いなら、ミドルタワーケースが拡張性と冷却性能のバランスが良くおすすめです。
スペースが限られているなら、コンパクトなMini-ITXケースという選択肢もあります。
静音性と冷却性能の両立
音楽制作環境では、PCの動作音が録音に影響しないよう、静音性が重要です。
吸音材を内蔵したケースや、ファン速度を細かく制御できるモデルを選ぶことで、騒音を最小限に抑えられます。
Fractal DesignのDefineシリーズや、be quiet!のSilent Baseシリーズは、静音性に特化した設計で、DTM環境に最適です。
ただし静音性を重視しすぎると、エアフローが犠牲になる場合があります。
デザインと機能性
内部が見えることで、パーツの状態を視覚的に確認できるメリットがあります。
またRGB LEDで内部を彩れば、作業空間の雰囲気も向上するでしょう。
ただしDTM用途では、見た目よりも機能性を優先すべきです。
NZXTやLian Liのケースは、デザイン性と機能性を高いレベルで両立しており、DTMユーザーにも人気があります。
よくある質問


DTM用PCにグラフィックボードは必要ですか
DAWソフトの動作には、高性能なグラフィックボードは必要ありません。
Core Ultra 7やRyzen 7に内蔵されている統合GPUで充分に快適な画面表示が可能です。
ただし映像編集を並行して行う場合や、複数の4Kモニターを接続する予定があるなら、エントリークラスのグラフィックボードを追加することも検討してください。
GeForce RTX5060やRadeon RX 9060XTといったモデルなら、DTM作業に支障をきたすことなく、映像編集もこなせます。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48699 | 101345 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 32156 | 77621 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 30157 | 66374 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 30080 | 73001 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 27168 | 68530 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26510 | 59890 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 21953 | 56472 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19923 | 50191 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16563 | 39144 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 15997 | 37979 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15859 | 37757 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14641 | 34718 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13745 | 30681 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13205 | 32174 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10824 | 31559 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10653 | 28420 | 115W | 公式 | 価格 |
MacとWindowsどちらがDTMに適していますか
Logic ProやGarageBandを使用するならMac一択ですが、それ以外のDAWソフトはWindows環境でも問題なく動作します。
むしろWindowsの方が、パーツ選択の自由度が高く、コストパフォーマンスに優れたシステムを構築できるのです。
特にBTOパソコンを活用すれば、予算に応じた最適な構成を実現できます。
CPUは後から交換できますか
ただしBTOパソコンの場合、メーカー保証が無効になる可能性があるため、購入時に充分な性能のCPUを選んでおくことをおすすめします。
また世代が変わるとソケット形状も変更されることが多く、数年後に最新CPUへ交換しようとしても、マザーボードごと交換が必要になるケースがあります。
オーバークロックは音楽制作に有効ですか
クロック周波数を上げると消費電力と発熱が増加し、システムの安定性が低下する可能性があるのです。
どうしても性能が不足するなら、オーバークロックではなく、上位モデルへの買い替えを検討した方が賢明です。
中古CPUは選択肢になりますか
CPUは経年劣化により性能が低下することがあり、特に高負荷で長時間使用されていた個体は、安定性に問題が出る可能性があります。
また保証がない場合が多く、故障時のリスクが高いのです。
ノートPCでDTMは可能ですか
モバイル環境での音楽制作を考えているなら、ノートPCも選択肢になります。
最近のハイエンドノートPCは、デスクトップに匹敵する性能を持っており、外出先でのスケッチ制作やミックス作業には充分です。
ただし冷却性能の制約から、長時間の高負荷作業ではサーマルスロットリングが発生しやすく、デスクトップほどの安定性は期待できません。
また拡張性が限られているため、将来的なアップグレードが難しいという欠点もあります。

